シミの消し方マニュアル

ニキビ跡を皮膚科ではなく自分で何とかして消したい!その方法を紹介します

出来始めのニキビ(白ニキビや黒ニキビ)が酷くならないうちにケアできた場合は、ニキビ跡としてシミになることはほとんどありませんが、軽度のニキビを無理に潰したり、膿を持った赤ニキビや黄ニキビに悪化した場合は、ニキビ跡が数か月から年単位で残ることがあります。クレーター状に凸凹に皮膚が陥没したニキビ跡は、美容皮膚科で治療を受けなければキレイに消すことは出来ませんが、赤や赤紫のシミや茶色のシミであれば、自分ケアでニキビ跡を消すことができます。なぜ赤色や赤紫色のシミが残るのか、ニキビの跡が残る原因を正しく理解して、自分でも出来る消し方をご紹介します。

 

 

赤や赤紫のシミになるのはなぜ?

 

 

ニキビ跡が赤や赤紫色のシミに残る原因は2つあります。

 

 

毛細血管の色が赤く残る

 

 

初期のニキビが悪化して、膿をもって赤く腫れたニキビになった場合、アクネ菌がたくさん繁殖します。

 

 

すると、アクネ菌を退治しようとして白血球がニキビの部分送り込まれます。白血球をより多く送り込むために毛細血管の数が増えるので、その部分が赤く見えます。

 

毛細血管が増えて赤くなった皮膚は、ターンオーバーが正常であれば数ヵ月で新しい皮膚に生まれ変わるのですが、ターンオーバーが乱れていると新しい皮膚になかなかうまれかわることができず、いつまでもニキビの跡が赤く残ることになります。

 

 

これがニキビ跡が赤く残る1つ目の原因です。

 

 

血管損傷で赤く残る

 

 

もう1つの理由は、ニキビの炎症が表皮の下にある真皮層まで及び、血管が破れて周辺組織に血液が流れ込み、流出した血液のヘモグロビンが赤黒く変色することでシミとして残ります。

 

 

炎症が真皮層まで及んだ場合、ターンオーバーが行われにくいので、シミとして残る時間は長くなりがちになります。

 

 

茶色のシミになるのはなぜ?

 

 

ニキビ跡が茶色のシミになるのは、炎症性色素沈着が原因です。

 

 

ニキビが炎症を起こすと、その炎症から肌を守ろうとして活性酸素が大量に発生します。活性酸素は日焼けしたときに肌が茶色になるメラニン色素を作り出すホルモンを刺激するため、メラニン色素が大量に作り出されます。

 

 

これがターンオーバーの乱れで肌の新陳代謝が遅れると、茶色のシミとしていつまでも肌に残るようになります。

 

 

これがニキビ跡が茶色に残る場合です理由です。

 

 

自分で赤いニキビ跡を消す方法

 

 

洗顔を見直そう

 

 

ニキビが出来やすい人や、ニキビ痕があり今以上増やしたくない!と思う人ほど、まずはしっかり肌の汚れを落とさないと!と、必要以上のクレンジング剤を使ったり、過剰な力でゴシゴシと洗ったりする傾向にあります。

 

 

ニキビは毛穴に汚れや余分な皮脂が残って毛穴が詰まることで出来やすくなりますが、過剰な洗顔のし過ぎで必要な皮脂まで落としてしまうと、「脂分が不足してるよ!補って!」と認識されて、逆に皮脂が分泌されることになり、ニキビが出来やすくなります。また、洗い過ぎが肌への刺激となり、角質が硬く厚みを増して毛穴が塞がれることも、ニキビの原因になります。

 

 

使う洗顔料ですが、メイク落としは油分の少ないクリームタイプがおすすめです。拭き取るタイプのものはメイク汚れを取り残す可能性や、拭き取る時の摩擦が肌への刺激となるのでお勧めしません。また、オイルクレンジングも油分が多く含まれているし、洗浄力が強い分、肌への刺激も強いので避けた方が良いでしょう。

 

 

メイク落とし後や朝の洗顔料は、固形タイプの洗顔せっけんがお勧めです。出来るだけ余分な油分が含まれていないものが良いので、洗顔用の固形石鹸を選ぶようにしましょう。

 

 

洗顔後はしっかり保湿

 

 

洗顔後はしっかりと保湿しましょう。化粧品の余分な油分はアクネ菌の栄養源になるのですが、だからと言って保湿が遠慮がちになると肌の水分が不足して、毛穴の出口の角質が硬く厚くなってしまい、毛穴に皮脂や汚れが詰まってしまいます。

 

 

ニキビが出来やすい人やニキビ痕が残って気になる人の場合は、ビタミンC誘導体が含まれた化粧水をたっぷり使い、しっかりと肌に水分を与えるようにしましょう。
ビタミンC誘導体には余分な皮脂を抑える効果や、抗炎症作用、ニキビ痕のシミを薄くする作用などがあるので、ニキビ予防やニキビ痕改善には持ってこいの美容成分です。化粧水で水分を補った後は、それが外に出ていかないように、美容液でフタをしてあげましょう。その時も、油分がなるべく少ないもので、ターンオーバー促進効果のあるヒアルロン酸やセラミド配合の美容液で保湿しましょう。

 

 

ホームピーリングも有効

 

 

上記のように基本的なスキンケアをしっかりとしながら、週に1度ピーリングで古い角質を落とすのも、キビ痕を消すのにはとても有効な手段になります。

 

 

ピーリングとは酸性の薬剤を使って余分な角質を剥がしてしまおうというもので、ピーリングを行うことでターンオーバーを高めて皮膚の新陳代謝を良くすることができ、ニキビやニキビ痕を早く改善させることができます。

 

 

ホームピーリング用にクリームやジェルで洗い流すタイプや、スクラブや拭り取りタイプなど色々ありますが、肌への刺激などを考えて一番お勧めなのは洗顔タイプになります。スクラブや拭き取るタイプだと、こすり過ぎで肌が赤くなったりすることもあるので、最も簡単で手軽な洗い流すタイプのものが、肌への刺激を考えると一番良いかと思います。

 

 

ピーリングの後は角質が剥がれ落ちて乾燥しやすくなっているので、ビタミンC誘導体やヒアルロン酸もしくはセラミド配合の美容液でしっかりと保湿をしましょう。

 

 

自分で茶色いニキビ跡を消す方法

 

 

赤や赤紫のニキビ痕であれば上記の方法で改善することができますが、アクネ菌が炎症を起こしたことでメラニン色素が蓄積した炎症性色素沈着のシミの場合は、

 

上記の方法では少し時間がかかるかもしれません。

 

 

その場合、お勧めなのがハイドロキノン配合の化粧品を使うことです。

 

 

ハイドロキノンは茶色くなった肌を戻の色に戻す力を持ち、美白成分の中では最も効力を持ちます。茶色くシミとして残った部分にだけハイドロキノン含有の化粧品を塗ることで、時間をかけて少しずつ茶色が薄くなっていくことが期待できます。

 

 

ハイドロキノンはとても効きが強い成分なので、その分副作用も懸念されます。その心配がなく安心して使えますよと厚生労働省が定めているのが、配合率2%以内です。ハイドロキノンは効き目は強いけれど、とても変質しやすい成分でもあるので、変質しにくいように開発された安定型ハイドロキノンが含まれているものを選ぶようにしましょう。

 

 

ただし、ニキビ痕とニキビが混在している場合に使うとニキビの炎症を悪化させてしまうので、ハイドロキノンを使う場合は、ニキビは完治しているのに茶色のニキビ痕がいつまでも消えないとうい場合に限ります。

 

 

ニキビが混在している場合は、正しいスキンケアでターンオーバーを正常に保ちつつ、ホームピーリングで古い角質を落として肌の新陳代謝をサポートしましょう。