シミの消し方マニュアル

顔に出来る茶色の丸いシミ(老人性色素斑)は早期に対策を!

茶色の丸いシミ(老人性色素斑)が出来る原因

 

茶色の丸いシミって気付いたら顔に出来てますよね。小さくて色も薄いうちなら化粧で隠れるので特に気になることもなかったのですが、ある時、ふと気付いたら、いつの間にかシミがクッキリと目立つようになっていて、これが顔にあるだけで老けた印象に見えてしまい、鏡を見る度に憂鬱な気持ちになってしまいます。

 

老人性色素斑のシミが目立つようになってくるのは30代から40代にかけて。

 

晩婚化が進む現代社会においては、30代から40代の間は子育てで忙しく、スキンケアに十分な時間をかける時間的余裕がなかなかありません。

 

子供を公園に遊びに毎日連れて行っている。ベビーカーに子供を乗せて、毎日買い物がてらお散歩に行っている。子供の習い事に付き添い、外で子供の活動を見守っている。

 

子育て世代のママはこういう日常が待っているのですが、日焼け対策などキチンとスキンケアをしなかった場合、シミが出来るのに拍車をかけてしまいます。

 

老人性色素斑のシミは、10代や20代の時に浴びてきた紫外線が原因です。肌が紫外線を浴びると、その影響によって肌を劣化させる活性酸素が大量に発生します。活性酸素はかなり強力な力で肌を劣化させてしまうので、そうはさせまいとメラニン色素が大量に作り出されます。

 

メラニン色素と聞けば、肌を黒くさせる悪者のイメージが強いかと思いますが、肌が黒くなるのは、メラニン色素が活性酸素から肌を守ろうと戦った証。たくさん日焼けをすれば、肌を守ろうとたくさんのメラニン色素がドンドン生まれます。活性酸素とガンガン戦って、活性酸素から肌を守るという重大な役目を果たしたメラニン色素は、それ自身が黒くなって肌に残っていく。

 

これがシミの正体であり、老人性色素斑が出来る原因です。

 

 

老人性色素斑に効果のある美白成分

 

出来てしまったシミ。これ、どうにか消したいですよね。シミ消しで真っ先に思いつくのが、美白化粧品ではないでしょうか。

 

シミを完全に消したいと思えば、やはり美容皮膚科やエステでシミ取り治療を受けるのが一番です。でも、シミ程度で皮膚科に行く?と躊躇してしまったり、美容皮膚科やエステはお金がかかるイメージが強すぎて敬遠してしまう人が多いのではないでしょうか。

 

そうなると、一番の候補にあがってくるのが美白化粧品などのスキンケアアイテムです。しかし、残念ながら肌の表まで出てきてしまったシミは、美白化粧品で完全に消すことはできません。シミは何年も何十年もかけて皮膚の構造が変化して出てきてしまったものなので、変化した皮膚構造を元に戻す役割は、美白化粧品にはありません。

 

しかし、目立たなくなる程度までシミを薄くしたり、シミになりそうなシミ予備軍をシミ化させないようにすることに関しては力を発揮してくれます。

 

美白成分がシミに働きかける作用には大きく分けて3つあります。

 

  • メラニン色素が出来る過程を阻害する役割
  • メラニン色素を肌の外に押し出す役割
  • 出来てしまったメラニン色素を薄くする役割

 

 

メラニン色素が出来る過程を阻害する美白成分

 

ビタミンC誘導体・アルブチン・リノール酸・コウジ酸・プラセンタエキス・エラグ酸・トラネキサム酸・カモミラET・ルシノール

 

メラニン色素を肌の外に押し出す美白成分

 

ビタミンC誘導体・リノール酸・プラセンタエキス

 

メラニン色素を薄くする美白成分

 

ビタミンC誘導体・ハイドロキノン

 

 

このように役割によって選ぶ美白成分が異なってくるので、シミを予防したいだけなのか、それとも出来たシミを薄くしつつ予防もしたいのかなど、美白化粧品にどこまでを求めるのによって選択すると良いですね。

 

上記の美白成分で一番効率的なのが、ビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は、メラニンが出来る過程を阻害し、蓄積しようとしているメラニンを肌の外に押し出し、そして、出来てしまったシミの色を薄める効果があります。

 

美白成分に課された3つの役割をすべて担ってくれるのが、ビタミンC誘導体なのです。美白化粧品はドラッグストアに行けば本当に色々な種類の美白コスメがあるので、選ぶのにも悩んで時間がかかりがち。そんな場合には、オールマイティーな活躍をしてくれるビタミンC誘導体が配合されているものを選びましょう。

 

それ以外でお勧めの美白成分は、メラニン色素の色を薄くする働きをするハイドロキノンです。

 

ハイドロキノンはビタミンC誘導体と同じように、シミの色を薄くする効果があるのですが、その作用がとても強いのが特徴です。作用が強いということは、裏を返せば、それだけ肌への刺激も強いということ。

 

上に列挙した美白成分は、ハイドロキノンを除いた全てを、厚生労働省が医薬部外品の有効成分として認めています。
ハイドロキノンは医薬部外品と書けるまでの認可は得ていませんが、2%まで副作用の心配が不要で含有OKという、美白化粧品に使われるのが許可されている成分です。

 

肌はそこまで敏感肌ではないし、このシミをとにかく早く何とか薄くしたい!という方は、ハイドロキノンを使用した美白化粧品をトライアルで試してみるのも良いですね。

 

 

 

老人性色素斑に効果のあるサプリメント

 

美白化粧品は肌の外側からシミに働きかけますが、それと併用してサプリメントで体の内側からシミに働きかければ、より早くシミへの効果を感じることができるでしょう。

 

では、体の内側からシミに働きかけるには、どんな栄養素のサプリメントが良いのでしょうか。サプリメントに含まれている栄養素は色々ありますが、特にシミに対して効果を期待できるものを3つご紹介します。

 

 

ビタミンC

 

美肌に欠かせない栄養素。それはやはりビタミンCです。ビタミンCには、美白効果・コラーゲンの合成を助ける効果・抗酸化作用があり、肌の老化を予防するのには欠かせない栄養素です。

 

 

Lシステイン

 

Lシステインは皮膚や髪の毛に存在するアミノ酸の一種です。老人性色素斑の原因であるメラニン色素の発生を制御したり、黒くなっていったメラニン色素を白くする効能があります。

 

また、肌の新陳代謝を促して、溜まっていくメラニン色素を肌の外に押し出す働きもしてくれます。

 

このLシステインですが、ビタミンCとの協力作用でより効果を発揮するので、ビタミンCと一緒に合わせて摂取したい栄養素になります。

 

 

ビタミンE

 

ビタミンEも美肌には欠かせない栄養素です。紫外線を浴びると活性酸素が大量に発生して、メラニンを作りだす細胞のDNAを傷つけてシミが出来ますが、ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、老化を予防するには欠かせません。

 

また、肌のターンオーバーを促す効果もあるので、シミを外に排出する手助けもしてくれます。

 

 

ビタミンCとLシステインでメラニンの生成を抑え、出来てしまったシミを白く還元する。そして、ビタミンEで肌の新陳代謝を促し、早くキレイな皮膚に生まれ変わるように手助けする。

 

この3本柱で体の内側からシミにアプローチしつつ、美白化粧品で外側からアプローチするのがおすすめです。

 

 

 

老人性色素斑を完全に消したいならレーザーがおすすめ

 

美白化粧品やサプリメントでもシミを完全に消すことは出来なくても、気にならなくなるまで薄くすることはできます。

 

ただし、それには時間と根気が必要になります。シミは何年も何年も年月を経て出てきたものなので、それを消すにはそれなりの時間を要します。

 

そんな悠長なことは言ってられない!今すぐにでもこんなシミは消したいんだ!という場合は、皮膚科・美容皮膚科などでレーザー治療を受けるのが一番の近道です。

 

メラニン色素にだけ響く光を照射し焼き付けます。「レーザーの光が当たったシミの部分がかさぶたとなり、肌の新陳代謝によってかさぶたの下に新しい皮膚が誕生し、シミはいつしかかさぶたと共に剥がれ落ちる」という経過を経て、シミが顔からなくなります。

 

出来たシミを消すのなら美白アイテムよりもレーザー治療の方が勝っていますが、レーザーでいくらシミを消しても、日焼け対策をその後も怠っていればシミは復活します。今後のシミを作らないためには、やはり美白アイテムでシミが出来にくいようにすることが大切ですね。

 

 

日頃の紫外線ケアが何よりも大切

 

そして、何より一番大切なのが日頃の紫外線対策です。真夏のジリジリと焼けるような日差しは誰の目から見ても「日焼け」がイメージできますが、日差しの弱い秋・冬でも、太陽が隠れている曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。また、家の中にも窓越しに紫外線が入ってくるので、一歩も外に出ないから大丈夫ということでもありません。

 

炎天下の下で活動するにも関わらず、「日焼け止めクリームを朝一度出かける前に塗っただけ」というのも不十分です。汗を掻けばその分日焼け止めクリームのカバー力が落ちていきます。日焼け止めクリームのこまめな塗り直しが必要です。

 

また、秋や冬は日焼け止め対策を全くしなかったり、曇りだからと油断して何もしないでいると、無防備に浴びてしまった紫外線の害がジワリジワリと肌に蓄積していき、確実にシミへと変化しっていきます。日に焼けて肌が真っ赤になるなどの目に見える症状が現れない分、秋冬や曇りの日は特に紫外線対策が必要なのです。

 

とは言え、紫外線が怖いからと日差しが強くない日でもSPF数値の高い物を日頃から使うのは、肌に優しくありません。SPF値が強いということは、その分肌への刺激も強いということ。

 

明らかな強い日差しの下で活動する場合は、SPF30以上でPA+++のものを選びましょう。それ以外の日常使いであれば、SPF20でPA++程度のものが良いでしょう。